ツヨシのブログ

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Wi-Fi環境を見直す前にすることが実はあったことに気がついて

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先日Wi-Fi環境を見直す記事を書いてみました。NECAterm WG1200HSを導入することで、自宅のWi-Fi環境が改善されたというやつです。

ginga0118.hatenablog.com

実際にNECAterm WG1200HSを導入することで、大幅にWi-Fi環境が改善され、以前は接続が不安定だったトイレの中でも悠々自適なiPhoneライフを誰からも見られずに過ごすことができていたわけです。これは快適快適とあぐらをかいて、右手うちわで過ごしていたのですが、ふと思いついたことがありました。そいや買ったNECAterm WG1200HSはギガベースだったなと。 そうです、Wi-FiルータのLAN、WANポートは1Gbpsに対応していたのです。つまり、理想的な環境で1Gbps(1000Mbps)の速度が出るはずなのです。しかし自分が測定した結果では最高で83Mbps。これはあまりにも低すぎないか。理想値とは言えども10分の1以下です。 一応、フレッツ光を使っていますが、ターミナルから先がどうなっているのかは分かりません。だからといって、80Mbspで満足していいものか。否、満足するはずがないわけです。というわけで再度、宅内のネットワークについて調査してみました。

宅内の見取り図は次のような感じになります。

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ネットワーク環境を変更してみた

ここで、ルータ1はギガベース対応。フレッツ光と繋ぐターミナル、ルータから各部屋に伸びる有線LANは不明です。ちなみに、リビングにあるルータ1から趣味の部屋とベッドルームに有線LANが通っています。ここで、気になるのが宅内の有線LAN。私はこの部屋に住み始めて約1年になりますが、新築で住み始めました。つまり、最近立てられた家なので、もちろんギガベースが宅内に通っていることが予想されますが、契約書にはどこにもそのような記述がありません。これは祈るだけです。

次に、宅内のLANと各拠点を繋ぐLANケーブルを見てみました。するとどうでしょう、ところどころにカテゴリ5のケーブルが有ります。つまり、この部分がボトルネックとなる可能性があり、最大で100bpsにしか対応できないということになります。また、ところどころのケーブルがカテゴリ5eに対応しているものを発見しました。つまり、これは1Gbpsに対応しているということになります。ちなみにLANケーブルのカテゴリと性能は次のようになっています。

場所 カテゴリー5 カテゴリー5e カテゴリー6 カテゴリー7
通信速度 100Mbps 1Gbps 1Gbps 10Gbps

ボトルネックとなりそうなターミナル、ルータ間があります。実際、この部分がカテゴリ5のケーブルだったのです。つまり、どんなに頑張っても100Mbpsの壁は超えられないということです。これはいかんと思い、他で使っているカテゴリ5eのケーブルをつかってみました。 するとなんということでしょう。通信速度が改善されたではないでしょうか!!最大のダウンロード速度が190.75Mbps、ダウンロード速度が117.17Mbps。約2倍近くに改善されました!こんなところに罠があったのかといった思いです。すべてのケーブルをカテゴリ5e、もしくはカテゴリ6に変更することはできないので、ボトルネックになりそうな所をうまく交換してみました。 ルータの横にNASがあり、これと宅内のPCとでバックアップを定期的にとっているのですが、ここもカテゴリ5が混ざっていました。これも交換してみると、今までバックアップに1時間近くかかっていたのが10分とかからずに終了。これはいい!!! ここまでケーブルで変わるものなんですねと、思わず涙です。そして涙くんさよならです。

結論

以前はギガベース対応にたいしてそこまで興味がなかったのですが、今回のローテーションをきっかけに、ギガベースって重要だなと思いました。時間と金があったらすべてのケーブルをカテゴリ5e、もしくはカテゴリ6に変更していきたいと思います。