私の会社でも開発の際に手を動かして開発するのがインドやベトナムなどのアジア方面で行われています。日本から技術や開発の核となる部分がアジア方面などに流れていて、純粋なエンジニアが離れが進んでいるような気がします。今は手を動かすよりも、マネージメントする人が重要だなんて思われてもいます。下流上流という言い方は私は嫌いですし、上流の方が偉いと思っている輩はどうかと思っています。手と頭を動かしてものを作るエンジニアがカッコイイ時代は終わったのでしょうか?
そんな日本ですがまだまだ捨てたものじゃないです。中にはすごい技術を生み出している人たちがいます。プラネタリウムを一人で作ったり、時速370kmで走る車を作ったり、この「我らクレイジー☆エンジニア主義」はそんなエンジニア、自分でものを作る人たちを紹介した本です。
我らクレイジー☆エンジニア主義 日本の技術を支える常識やぶりの男たち (中経の文庫)
- 作者: リクナビNEXTTech総研
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: Kindle版
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もともとは「Tech総研」で連載している「我ら“クレイジー☆エンジニア”主義!」を書籍化したものです。彼らは一般的には知名度は低いけど、その世界では名を知らぬ人はいないエンジニア達だったりします。そして、その作り出した物はクレイジーなものばかり。
彼らに「つらかったことは?」という問いかけると、「好きなことをやっているのでつらかったことはない」と。つまり、彼らに共通することは好きなことをとことん取り組んでいるということ。そしてそれがクレイジーにすばらしい技術を生み出したこと。
なんだかこれを読んでいると非常に力が湧いてくるというか、自分も何かをやってやろうと感じさせられそんなエンジニアになりたいとついつい思います。
この本は再読になり私のちょっとしたバイブルなのですが、読むと何か自分でものを作りたくなります。昔エンジニアだった人、エンジニアって何って人、エンジニアに疲れた人、そんな人たちにオススメです。
「人生は短い。新しいことへの挑戦は最高の贅沢だ」 by アラン・ケイ
我らクレイジー☆エンジニア主義 日本の技術を支える常識やぶりの男たち (中経の文庫)
- 作者: リクナビNEXTTech総研
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
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