はじめに
周りの人がイライラしているところを見たことはないでしょうか? 私はたまに見かけますが、それは仕事場だったり、家庭だったり、もしくは赤の他人だったりします。
今回は自分の嫁がイライラしてた場面を見たのでそれについて分析してみたいと思います。
イライラの場面
そのイライラがあったのはこんなシーンでした。
日曜の夕方、娘を風呂に入れる時間になってきたので、私が風呂の掃除をして風呂を沸かしました。
で、あと少しで風呂が沸きそうになったので、娘に「もう風呂が沸くからお父さんと風呂に入るよ」と言ったら、娘は「お父さんとは入らない、お母さんと入る!」と私は振られました。しょんぼり。
こんなことはよくある事なので、まあ仕方ないと思い嫁に、
私::「俺と風呂に入らないと言っているので、娘と風呂に入って」と言うと、
嫁::「今、集荷の手続きやってるから待って」と言われました。
なんの集荷なのか知りませんが、ここで、すでに嫁はイライラしていて、まあこのくらいはいいかと思っていました。 そこから5分ほどで風呂の湯沸かし器が風呂が沸いたよと知らせたので、再度私は嫁に
私::「風呂沸いたから、娘と入って」と言うと
嫁::「今、忙しいと言ってるでしょ。何度言えば分かるの!?」
と、意味も分からずイライラをぶつけてきました。 で、私はというと、
私::「まだ二度目だけど、なんでそんなにイライラしてるの?」
と言うと、余計イライラしてるみたいで、何かあーだこーだと言ってました。 その後、数十分後に嫁は娘と風呂に入りました。
傾向その1(相手の状況を推測して対応する)
さて、この場合の問題点は何だったのでしょうか。
まず、1番目の嫁の発言、
嫁::「今、集荷の手続きやってるから待って」
ここで、私は致命的なミスをしています。 この時私のすべき事は、「大変だね」と言ってやることでした。 そして、何がそんなに大変かを聞いてやるべきでした。
集荷の手続きなんて私の感覚ではものの1、2分で終わるイージーなタスク。ただ、それは私の感覚で嫁からするととんでもないヘビーなタスクだったのかもしれません。 そこをくみ取ってやるべきだったのです。 ここは完全に私の失敗ですね。
傾向その2(同じ事の繰り返しに気を付ける)
そして次の発言にも注目です。
私が再度お風呂に入ることを促した時の発言で、
嫁::「今、忙しいと言ってるでしょ。何度言えば分かるの!?」
私::「まだ二度目だけど、なんでそんなにイライラしてるの?」
ここです。何度言えばと言われるとついつい自分の中では2回とカウントしていたので、2回と答えてしまいましたが、そんなことを言えば火に油を注ぐようなもんです。 これは猛烈に反省です。 自分的には定量的にカウントしていただけなので、それを答えたのはまずかったですね。
そして、相手の状況を言ってしまったのはまずかったですね。 イライラしてる人、怒ってる人、落ち込んでる人に「何で?」と聞くのは最悪です。 烈火のごとく反省です。
対策
それでは、何をすればよかったのかと言うと、やっぱり「大変なんだね」と言ってやることでした。
男性的にはついつい「何で?」とか「それおかしくない?」とか言ってしまうのですが、女性的には共感することが大切なのです。
また、女性はネガティブな事はとことん覚えているようです。
これは脳の構造上の事なので仕方がないのです。 NHKのクローズアップ現代の中で次のように言われていました。
原因として、男女の記憶の仕組みが違うという話があったが、脳の仕組みの違いというのは大きい?
中野さん:そうですね。 これは実は、女性の脳の特徴があって、どうしても嫌な記憶だけが収集されて記憶される。
(上側頭溝とは?)
この部分は、共感性に関わる部分でして、例えば、どなたか何かお話をされたと、そのお話というのは、言葉の上ではこういう意味だけれども、実は裏側にはこんな文脈がありますよね。
その文脈を理解する所なんですね。
(男女で違う?)
男女で性差がある場所として代表的な部分なんですけれども、女性の方が大きいんですね。 ということは、女性の方が相手の気持ちをそんたくしたり、言ってはいけないことをその場で言わないというふるまいがよくできるんだけれども、男性の方はちょっとこの部分が小さいので、相手の気持ちをそんたくしたり、ちょっと共感的な言葉を発するというのは苦手なんですね。
(女性が「言わなくても分かってよ」という気持ちになっても、実は男性はそういうことが苦手?)
苦手ですね。
言葉通り受け取ってしまって、そのまま返しちゃうということになってしまうので、女性の側はいつまでたっても満足できないし、男性の側も、妻が何を言っているのか分からない、何をしてほしいのか分からないという状態がずっと続くことになります。
脳の構造上仕方がないことなんですね。 そして、たしかに、男性の方が楽天家が多い気がしますね。
まとめ
今回は娘を風呂に入れる際に起きた事について考えてみました。 こういった嫁のイライラはよく起こるのですが、こうやって考察して記録する事で対策をねる大事なことだと思います。
実際、同じようなことを繰り返してついつい火に油を注いでいたりします。 そのもうな事が起こらないように気をつけていきたいと思いますね。
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