こんにちは。 ツヨシです。
暖かくなったかと思ったら、雨のせいか寒くなったり、体調管理に気をつけないといけないですね。
今回はなんとなく書いてみました。
で、タイトルについてですが、私は英語苦修得者です。 といっても、まだまだ全く英語を習得してませんが、現在進行形で英語に苦労している身です。
そんな私ですが、3歳の娘がおり娘の教育方針について嫁と揉めることがあります。 今回もそれが起こりました。
英会話教室に行ってみる
嫁としては娘に英語で苦労して欲しくないようで、先日、娘の英会話教室の体験学習のために英会話教室に行ってきました。
授業の内容はカードを見せて、それを英語で言っていくようなもの。
単純な動物と、色を見せてこれなーんだ見たいな感じです。 そのあと、歌と踊りに合わせて、英語で答えるものでした。 まあ、3歳くらいの年齢ならこんなものでしょう。
子羊をラム、ひよこをチキン、兎をバニーと言っていました。
ちょっと食べちゃいたくなる美味しそうな表現だなと思いましたが、海の向こうではそんなものなんでしょうね。
まあ、こういった教室に通わせるのはまあいいかなと思っていたのですが、カリキュラムを聞いてみると週一回の教室で土曜のみ。
特に振替とかはないので、土曜に行けない場合は通えないことになります。
休日の振り替えができない英会話教室
自分的には月に一度はキャンプにでも行きたいと思っています。もし、キャンプは通常は土曜の朝出発なので、この教室を通うことになると出発が大幅に遅れるか行けないことになります。
月に一回のキャンプは自分が行きたいという願望もありますが、娘の為でもあると思っています。
キャンプでは普段の生活では味合うことのない体験することができます。触ったことのない不便な道具。便利でない環境。見たことのない景色や、虫や、草。 自然を通していろんなことに興味を持ち、なぜ何だろうという好奇心や、自分からどうしようといった思考力を育てたいと思っています。
なので、嫁にはこの教室に行ってもあまり意味はないんじゃないみたいなことを嫁に伝えました。
幼少期からの英語教育についての意見
まあ、正直いうと英語教室自体、意味のないものと思っています。 グローバリズムなんて言葉があり、世界の共通言語の英語が重要だと言われていますが、そこに時間をかけるよりももっと大事なことがあると思います。
自分は英語はものすごく苦手で、中学、高校と英語はひどい点数を取ってきました。
高校の時には偏差値でいうと25を下回ったことがあります。 英語が苦手で理系の大学に行ったのですが、重要な研究論文は英語で書かれているので読んだりするのに大変苦労をしました。
昔はこのような感じで英語に苦労したわけですが、今は外資系の企業で働いています。 メールは8割は英語で、会議も社内だと英語になります。
隣に座っているのはインド人だったり、1日を振り返ると英語のみの日があったりします。
仕事で使う英語だけではなく、同僚のインド人と世間話をしたりしています。 そんな感じで日本の中ですが、なんとなく英語を使いつつ仕事をしています。
親のツヨシがこんな感じで、英語をやろうとしたのは社会人になってからですが、一応通用しています。
つまり、幼少の頃から張り切って英語を学ぶ必要はないのかと思っています。 もちろん英語の重要性は理解してますし、スタートが早いことには変わりありません。
しかし、その時間を犠牲にしてよりももっと大事なことがあると思います。
生きていくために大事なこと
ツヨシの思っている英語を習うよりもっと大事なことは、生きて行くための知恵や、他者とのコミニュケーションや、諦めない力や、好奇心や、自分に対する自信を持つことだと思っています。
次のTEDの動画で紹介されている諦めない力(グリット)は娘に持っていて欲しいと思っています。
こういった生きるための根本的なことを幼少期に身につけた方が良いと考えています。
英語はあくまで言語のスキルの一つです。
誰でも時間を使えば使えるものなのです。
正直英語を学ぶよりも、日本語のもっと深い部分を取得して行ったほうが良いと考えています。 文学って重要なものだと思っています。
昔通っていた塾で英語の講師がこう言うことを言っていました。
「英語を学ぶ前に日本語を学べ」
当時は「英語の教師なのに何言ってんだと!?」思っていましたが、今更ですが「なるほど!」と思っています。
言語において深い部分はリンクしているので、そこから新しい言語は生成できるみたいな感じです。(うまく説明できないです) つまり、根幹となる言語がしっかりできていれば他の言語もしっかりと習得できるような感じです。
英語は幼少期を過ぎてからでは取得に時間がかかりますが、実はいつでも取得は可能です。 もちろんネイティブレベルにはなれません。
しかし幼少期を過ぎてからは英語の習得には多少時間がかかりますが時間が解決するスキルになります。
自分のやろうとする意志させあればいつでも習得可能です。
幼少期に何が必要か
英語に比べ自分が先に示したもの(生きて行くための知恵や、他者とのコミニュケーションや、諦めない力や、好奇心や、自分に対する自信)は幼少期に持っていると後のスキルの取得にブーストをかけることができます。
こういった能力は大人になってからはなかなか取得しにくいのも特徴です。
このあたりについて嫁に説明したのですが、なかなか理解できないようで困ったものです。
ついでに言うと、英語は翻訳機器の発達により学習の必要がなくなるのではと思っています。
まあ、ずっと未来の話かもしれませんが、最近の技術の発展を見るとあながち遠い未来ではないような気がします。
周りに流される親
嫁が英会話がと言い出したのも、周りに流されているからだと思います。
嫁には小学生の姪っ子と、甥っ子がおりどちらも英会話教室に行っています。 その姪っ子が英検の何級に合格したとかとか聞いたので、娘を同じ教室に行かせたいようでした。
正直ツヨシとってはどうでもいい資格でしかないと思っていますが。
それよりも、土曜に確実に習い事で潰れることがどうかなと思ったします。
また、周りの親を見ていると英語に苦労した、もしくは全くできない親ほど英会話教室に行かせているようです。 自分ができないことを子供に託しているように思えます。
そんなわけで
今の所は自分は平日はおかげさまで忙しく嫁と娘が起きている時間に帰ってくることはないです。 そのため、やはり週末は時間を作りたいと考えていますが、納得できない習い事のために時間を費やすのは正直無駄です。
人生において英語学習ってなんなんでしょうね。
英語ができても自宅に篭ったり、自分のしたい事がないのであれば全く意味がないです。
娘がそんな人生を送って欲しくはありません。 自分のしたい事を見つけ、それに向かうことのできる人間になってほしいです。
自分のやりたいことを見つけるための英語かもしれませんが、自分のやりたいことを見つけてその中で必要であれば英語を習えば良いと思います。
そのためには視野を広げるために生きるための根本的なことを取得していて欲しいです。
(個人的には話し相手としてアウトドア好きのエンジニアになってほしいのですが。。。)
こうやってダラダラ書いてわかったのですが、英語は所詮言語の一つであること、もっと幼少期には根本的なことを取得することが大事なことを説明できればいいのかなと思いました。
こういったことって難しいですね。
とりあえず今の感情を書いてみました。 (と言いつつ英会話教室に行かせるかもしれません。。。)
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