こんにちは。ツヨシです。
最近夏も近づき生ビールが恋しい季節になりました。そして、ツヨシは居酒屋に行くことが少なくなり、寂しい感じです。
そんなみんなの居酒屋、つまり酒場に関して考えることがありましたので書いてみました。
ツヨシの考える酒を飲むところ、つまり酒場とは
酒場というのは食事の場であり、団欒の場であり、社交の場であります。
そこには紛れもなく男たちの哲学があり、そこだけの作法が存在します。(男性視点で見ています)
その酒場の哲学の一つに独り飲みがあり、それに伴った作法があります。
一人で店に入り、グラスを傾けながら、目の前に置かれた肴を食べる。好きな物を注文したり、おすすめを頼んでみたり、サービスを頂いたり。
一人でいる事で深く思考を行い、深く酒を飲む事でその思考を忘れて行き、幸せになる。そんなスパイラルが酒場にはあります。
「独り飲み」はもちろん一人で飲む事です。一人で店に入ればそれは立派な「独り飲み」になります。
店の中に入り、隣に座った見知らぬ人や、大将や、女将と話したりする。
その時は決して一人ではないが、店から出て今日も良い酒を飲めたと自分だけ、一人で家に帰る。行きずりなんて野暮なことはしない。
この誰にも邪魔されない時間が大切です。
その酒場のリアリティを表現した酒を愛する中年オヤジ達に「太田和彦」と「吉田類」がいます。
太田和彦と吉田類は酒飲みの権化だ
彼らは知る人ぞ知る酒飲みのオヤジ達です。太田和彦は「居酒屋紀行」、吉田類は「酒場放浪記」という番組を持っています。どちらもニッチなところで人気番組です。
※知る人ぞ知る人なのに人気番組なところが、いかにニッチな番組であると分かります。
太田和彦はどちらかかと言うとおとなしめで、しっぽりと居酒屋を楽しみます。初めてのバーなどではその店の実力を試すためにかあたジントニック」を頼んだりします。
吉田類はどちらかと言うとアクティブな感じで、ワイワイと楽しむことが多いです。周りの客「とカンパーイ」と盛り上がる事が多いです。
この二人の経歴を見てみると面白いことに太田和彦はグラフィックデザイナー、吉田類はイラストレーターで、どちらもデザインに関する仕事をしています。
彼らはデザインという仕事の中で、人生のデザインの一つの完成形として酒場に行き着いたのかなと思いました。
クリエイティブなことと酒飲みが融合したのでしょう。
一件見ると彼らはタダのオヤジです。チョイワルでも、何でも無いそのあたりにいそうなオヤジです。
彼らの番組では彼らは酒について話したり周りの人と話したりするのですがタモリのような話術があるわけでもありません。
たまに、酒を飲みすぎて喋りがかんだり、ろれつが回らなかったりもします。
居酒屋に行って、好きな物を注文して、自分勝手な酒飲みの哲学を話す。
それだけです。
でも、面白いんです。
そんなオヤジ達を見るだけの番組が面白かったりします。
女性と酒場について
そう、酒場は神聖な場所なのです。 鍵屋のような女性のみの入店ができない古典的な酒場もあるようです。
※必ず男性との同伴が必要なようです。
たしかに、男だらけの酒場に女性が単独りで入るのは、勇気がいるかと思います。
最近は「ワカコの酒」のような女性が独りで酒場に行く漫画もあるようです。
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こういう事もあり、最近は女性達の間で酒場に行くのが流行っているようです。 やっぱり酒場に行ってみたいと思うが、そこは男の空間です。やはり独りでは行きづらいでしょう。
だからこそ女性たちは、「店には入れないけれど、雰囲気だけでも味わいたい」と「吉田類の酒場放浪記」を見て楽しむのが良いのかも知れません。
まとめ
ツヨシの酒場に関する考えを素人なりに勝手に書いてみました。
※玄人になると手が震えはじめ病院通いが必要になりますが。。。
もっと深い考察をするためにはもっと酒場に行かないと行けないと感じていますが、なかなか時間を取れない今日この頃です。
さて、自宅での晩酌でも楽しみますか。
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