2018年の夏休みに北陸方面へ家族旅行に行った話(2)
こんにちは、ツヨシです。
前回に続き2018年の夏休みの北陸旅行に行った話の二日目になります。
いざ福井県立恐竜博物館へ
この日は今回の旅行のメインイベントである福井県立恐竜博物館へ行きます。
宿泊したのが石川県の金沢だったので福井県は隣の県になります。 高速道路を進み車で走ること2時間弱。
この日向かうのが福井県立恐竜博物館になります。
この博物館は世界三大恐竜博物館と言われており、その他にカナダの「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」、中国の「自貢恐竜博物館」があります。
他の恐竜博物館も気になりますが、まずは目の前の恐竜博物館を堪能したいと思います。
無事ついた福井恐竜博物館
無事、福井恐竜博物館に到着し駐車場に愛車を止めました。
駐車場に到着後車から降りてすぐそこに見えるのが恐竜博物館。 ドーム状の屋根を持つ作りになっています。
奥に見える銀色の球体が博物館本体になります。
博物館に入る前に周りを見てみるとおもしろいものが見えました。
横に見えるのはブラキオサウルス!?のオブジェ。
青空とマッチしてなかなか絵になりますね。
ちょっと季節外れですが鯉のぼりです。
おや、よくみると鯉ではなく恐竜のようです。芸が細かい。
ついにきたな、福井県立恐竜博物館。
よくみると恐竜のオブジェが乗っています。
不思議な球体の建物に潜入
中に入ると、不思議な形をした建物であるとわかります。
館内は円形の構造になていて、一番上が入り口で、エスカレータで一番下まで下ってそこから上に上がりつつ展示物を見ていくようです。
面白い作りだなー。
福井恐竜博物館について調べてみると設計をしたのは黒川紀章さんなんですね。
この日は常設展示とは別に獣脚類展があっていました。
獣脚類はのちに鳥に進化していく種類の恐竜で、この展示で進化の過程を見ていく事ができました。
ちなみに、鳥はプテラノドンなどの翼竜から進化したと思いそうですが、そうではありません。この獣脚類から進化したのが鳥になります。不思議ですね。こういったところも恐竜の面白さにつながります。
おまけですが、始祖鳥も鳥への進化の枝となった生き物で、それから鳥に進化したわけではありません。
つまり、恐竜は絶滅したと思われがちですが、実は獣脚類から鳥に進化して今も生きているといった事が分かっています。
その辺りにいるスズメやハトが恐竜だったなんて。なんだか感慨深いですね。
化石発掘ツアーで化石掘り体験
獣脚類展のあとはメインの展示を観に行かず、化石発掘ツアーに行きました。
発掘ツアーは事前に予約する事で、実際の化石発掘現場を見る事ができて、さらにそこで掘り出された石を叩いて化石発掘の体験ができるツアーになります。
実際に簡単な化石であれば見つかることも多く、このツアーで骨の化石なども過去に見つかったこともあるだとか。期待が膨らみます。
この発掘ツアーで行く発掘エリア一帯は許可がないと一般には入ることのできないエリアになります。というのも現在も実際に化石の発掘が行われているからです。このツアーに申し込むことで入る事ができてなんだかお得な気分です。発掘現場までは専用のバスで移動します。
途中に変わった標識が見えてきました。
「恐竜出没注意!」
この標識はここでしかない標識だそうです。この他に3つの標識があり、合わせて4つあります。
発掘現場が見えてきました。
重機を使って斜面を掘り、掘った土を手作業で調査します。地道な作業になります。
発掘ツアーでは現場の説明や展示を見た後に実際に30分くらい発掘作業をします。発掘現場から持ってきた石を鉄杭とハンマーで叩いて何かないかを探す事になります。
私も大きな骨が見つかることを期待しつつ発掘をしましたが、骨は見つからず。代わりに小さな化石を見つけました。
二枚貝の化石です。まあ、アサリみたいなものですね。
骨や歯など貴重なものが発掘された場合は研究対象となるため持ち帰ることができませんが、今回私が見つけた貝の化石は珍しくない化石だと持ち帰ってもいいとのことです。
目面しくないといっても何千万年前の地層から見つかったもので、大正浪漫ならぬ恐竜浪漫を感じます。
発掘の後はメインの展示へ
その後、メインの展示を見に行きます。
長いエスカレーター。なんだか宇宙船にでも乗っている気分です。どこまで連れて行ってくれるのだろうか。。。
ここを降りるといよいよ恐竜とご対面です。
いました!まず正面にティラノサウルスのオブジェが見えてきます。化石じゃないですけど、なかなかの迫力。
写真だからわかりませんが、このオブジェはグイグイと動きます。大きな口でぱっくりといきそうです。
こん生き物が6500万年前に生きていて、そのあたりを歩いていたかと思うと恐ろしいですね。
つぎは、ブラキオサウルスの骨格展示になります。
大きいですね。そんな大きな奴が2体も並べられています。
全体を撮った写真です。球状の施設に所狭しと恐竜が並べられています。
この建物は複数の階層に分かれており、各階層でカテゴリーに分けられた展示がしています。時間がいくらあっても足りないくらいです。
福井県立恐竜博物館、かなりのおすすめです。ただ、いくら興味があっても幼い子供は飽きやすいもの。
じっくり説明をみていこうと思ったのですが、それも叶わず。もし、一人で行ってじっくりと見たら3日くらいは楽しめそうな量です。
2日目の宿泊地へGO!
夕方近くになり、2日目の宿泊地へ移動です。
2日目は石川県の「ちりはまホテルゆ華」にお泊まりしました。
ここは千里浜近くにあるホテルで、海のすぐそばにあります。海のそばで新鮮な魚介類が夕食で食べる事ができました。
また、飲み物が飲み放題で、これもこの宿に決めたポイントです。
生ビールだけでなく、日本酒、焼酎なども飲み放題。家族と食事をしましたが、食事が終わった後も、一人で好きなだけ飲んでいました。
その後は温泉。長距離運転で疲れた体が癒されます。酒と食べ物と温泉と、これが旅の楽しみですね。
まとめ
この日は福井県の居留博物館かメインの日でした。 本当におすすめの博物館で、恐竜好きにはたまらない施設です。
この博物館の周りには恐竜にまつわる施設もいくつかあり、時間があればもっと楽しむことができたのですが、こんかいは恐竜博物館のみになりました。
勝山市にあるのですが、二日目はこのあたりにとまってもう少し恐竜博物館を楽しんでもよかったかなと思っています。
しかし、ここに行けて本当によかったです。また、機会があれば是非いきたいですね。