私は雨の日に入るお風呂が好きだ。 この感覚はいつからあるのだろうか。
特に、雨を感じることのできるシチュエーションが好きで、例えば温泉に行った時に露天風呂で雨が降っていると最高の気分だ。 雨の日の露天風呂は、長時間の山登りの下山後飲む生ビール、暑い日の野良仕事の後の生ビール、平日に有給を取り朝から飲む生ビール並みに大好物だ。
雨が降っていると露天風呂に行かない人もいる。私はというと雨の日は一目散に露天風呂を目指す。 内湯のみではなんともったいないことかと思ってしまう。
つまり私は雨の日のお風呂は、雪の日に犬が庭駆け回る心境と同等だ。 そして、猫はこたつで丸くなるわけだ。
よくあるシチュエーションで温泉に友達と行き、雨が降っているので露天風呂に行こう誘ってみるが、不思議な顔をされることが多い。
つまり残念だ。
好きな温泉など
ちなみに、私の好きな温泉の泉質は硫黄の匂いがプンプンするお湯だ。
黒川温泉(熊本)、登別温泉(北海道)、はやぶさ温泉(山梨)なんかは最高だ。 美肌の湯の嬉野温泉(佐賀)も好きだな。
この前行った登別温泉はよかったな。 また行きたい。
ああ、温泉に行きたくなった。 ゆっくり浸かりたい。 そして、しとしとと降る雨の中入りたい。
そんな、お風呂で雨の音が好きな理由ってなんだろうと、ふと考えてみた。
雨の音がリラックスを誘う
雨の音。
地面に当たる雨の音、水面に当たる雨の音、雨が降る音。 この音がリラックスを誘い、私の気持ちを落ち着かせる。
ヒーリング。
ビジュアル的にも雨が水面にあたり、波紋を生成するのを見るのも良い。
音とビジュアルで私のハートをグッと掴む雨。 攻守ともに最高だ。
たまに、音楽をかけると良い。 雨の日の山下達郎とか好きだな。
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お湯の温かさと雨の冷たさのギャップ
お風呂に入っていると体が温まってくる。 もちろんそれが目的なのだが、あまり入りすぎるとのぼせてかえって体に良くない。
そこで、雨だ。
雨が、頭にあたり、ちょうど良い具合に頭を冷やしい、つまでも風呂に浸かっていることができる。
長時間入ることができるようになるので、さらに温泉を楽しむことができる。 いい状態で、いつまでも温泉に入っていたいものだな。
人が少ない
冒頭でも書いたが、雨の時は露天風呂に入っている人は少ない。 雨に打たれるのが嫌なのだろう。
雨が降ると、どんなに小さな雨でも傘をさす人がいる。 うちの嫁が少しの雨でも嫌がるのだが、私はそうでもない。 そのことを嫁は娘に強要する。
そんな小さな雨はどうでも良いだろうと思うのだが、このことを執拗に言うとこじれるのであまり言わないことにしている。 ちょっと雨に打たれたくらいで風邪をひくことはないと思うのだが、まあしょうがない。
大人の対応だ。
雰囲気が良い
日本人は雨が好きなんだと思う。
雨は英語では「rain」と言うが、雨の種類はあまりないようだ(多分)。その点では日本には雨はいろんな種類の表現がある。 春雨、霧雨、梅雨、秋雨、五月雨、時雨、氷雨、などなど。 季節により違ったり、形状によっても異なる。 上げて行ったらきりがない。
これは日本人が生活と雨を密接に関わっているからだと思う。 俳句や言葉遊びにも雨の表現はよく見られるし、つまりよく観察しているからだと思う。
そんな表情豊かな雨を見て、打たれていると気持ちが良くなってくる。
「私も雨も滴るいい男」とう言う表現が私にはぴったりだ。
まとめ
雨とお風呂。誰がなんと言おうが好きだ。 誰もそうは言わないが、これが私の気持ちで、考えだ。
いいお湯に素敵な雨と共に過ごしたい。 しかし、今日は晴れかな。
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